こちらは東京大学農学生命科学研究科農学国際専攻国際水産開発学研究室のホームページです。

東京湾ゲームは東京湾の状態について考える機会を提供することを目的につくられました。派手さはなく、シンプルなゲームです。ぜひ印刷して遊んでみてください。

あらすじ

―「東京湾ダー知事」として、東京湾時空戦略会議に参加しよう―
あなたは「東京湾ダー知事」候補に任命されました。過去から未来にかけて東京湾沿岸域の利用戦略を考える会議に参加しなければなりません。時代の流れと多数決の暴力が利用戦略の決定に影響します。さあ、自分の理想の東京湾構想を実現することはできるのか?

概要

・プレイ人数:  2~4人
・目安時間:    10分~15
・対象年齢:    10+(10歳以上)

セット

・東京湾ボード:2枚(1960年代版と2010年代版)
・東京湾沿岸域カード:52枚(4(4)=灰色(工場),黄色(インフラ),緑色(公園),水色(干潟)|各色13枚)
・東京湾ダー知事カード:4
・タイムマシンカード:4枚中1枚

―ここから下は用意しなくても遊べます(簡易版の場合)ー
・目標カード:8枚

Introduction

ここは今の私達が暮らす世界と非常によく似た世界です。
この世界では、20XX年、時間旅行を可能とするタイムマシーンができてしまいました。
この世界においても東京湾は東京大都市圏住民の身近な海としてとても重要であると考えられており、ついに東京湾について専門的に管轄する知事として「東京湾ダー知事」が誕生しました。
 
「東京湾ダー知事」とその候補はタイムマシーンを使って東京湾沿岸域の利用戦略を考える「東京湾時空戦略会議」の開催を決定。
あなたはその会議に参加する「東京湾ダー知事」候補の一人となり、自分の思い描く2050年代の「東京湾構想」の実現を目指します。
 
このゲームは、各ターン(本ゲームでは10年刻みの年代)において各プレイヤーが1枚ずつカードを出して、多数側の色(カード種)を出した人が勝ち、というトリックテイキング・スタイルのゲームですが、“各年代における「時代の流れ」に乗っている色”と“主導権を握った「東京湾ダー知事」の出した色”が有利になるようになっています。ただし、有利なだけで、最強という意味でも確実に勝てる切り札(トランプ)という意味でもありません。あなたが「東京湾ダー知事」となれず主導権を握れなくても、他の候補と協力して「多数の圧力」をかけることもできます。また有利と思われる「東京湾ダー知事」にも任期があるので、ゲーム中に知事になることができるチャンスは何回もあります。
 
自分の目指す目標=「東京湾構想」を2050年代の時点で実現するためには、「時代の流れ」を見定め、時に「東京湾ダー知事」として主導権を握り、時に周囲との調和をはかりながらゲームを進めていくバランス感覚が重要です。ゲームなので肩の力を抜いて、でもちょっと真剣に。東京湾の今昔と未来について語りあう「東京湾時空戦略会議」でのあなたの活躍を期待しています!

ゲームの目的

プレイヤーは「東京湾ダー知事」(とその候補)の一人となって、東京湾沿岸域の利用戦略を過去から未来にかけて考える「東京湾時空戦略会議」に参加します。このゲームにおいてプレイヤーの目的は、2050年代に至るまでに自分の東京湾構想を実現することです。

1960年代から1ターンを10年刻みで進めていき、2050年代までの10ターンが終了した時点で、、2050年代における東京湾ボードの状態に照らして自分の東京湾構想(目標)がどれだけ実現されているかに応じて算出される目標達成ポイントを計算し、最も高いポイントを獲得したプレイヤーが勝利者となります。

ゲームの遊び方

■セットアップ
 ・ボードを選ぶ(通常は1960年代版、短時間でやりたい場合は2010年代版)
 ・ルール調整(「用途変換」、「意見の多様性の欠如」ルールをON/OFF
 ・目標の設定(目標カードの選択もしくは理想像を自身で作成もしくはナシ(※簡易版)
 ・カードを配る(一人4枚程度、残りは山札とする)
 ・タイムマシンカードをボード右下枠内のスタートの年代(1960年代か2010年代)におく
 

■プレイ方法
 ①1ターン目は出したいカードを場に伏せて、一斉に表にする。2ターン目以降は「知事」がいるため、「知事」が先に出し、その後に他の候補はカードを場に伏せて一斉に表にする。

 ②勝敗の決定。一番多い色が多数派となり勝利。但し「時代の流れの色」は+2枚換算。「知事が出した色」は+1枚換算。「知事が出した色」が「時代の流れの色」と一緒の場合は、「時代の流れの色」の+2枚換算のみ。多数派が決しない場合は山札の一番上のカードをめくり、そのカードの色を含めて多数派を決める(決まらない場合は決まるまで繰り返す)
※時代の流れータイムマシンカードがある年代の色(ボード右下)のこと。2010年代以降は未来なので時代の流れの色はなくなる。
※「意見多様性の欠如」ルールを採用している場合、「時代の流れ」と全プレイヤーの色が一致してしまった時には、プレイヤー全員が自分の出したカードをトリックの得点とは区別できる形(表向きを推奨)で手元に引き取り(ボードに乗せることができない)、得点換算時にペナルティを受ける。また、次年代(次ターン)は知事がいない状態にリセットされる)

 
 ③次年代(次ターン)の知事を決定。山札の一番上のカードをめくり、そのカードのアルファベットに一番近い文字が書かれたカード(色は無視する)を出した人が次知事となる。

 ④②で多数派だったカードをボードに乗せる。
 ※用途転換ルールがONの場合で、カードをボードに乗せることができなかった時には、トリックの得点とは区別できる形(表向きを推奨)で出した人が引き取り、得点換算時にペナルティを受ける。

 ⑤タイムマシーンのコマを次の年代に移動させる → 次のターンへ


■ゲームの終了
 ・2050年代のターンが終わった時点でゲーム終了

 ・得点計算へ。
      +ターン得点=全ターンを通してボードに乗せたカードの枚数×5P
      +目標得点=色目標の場合:自分の色の数×3P
   個数目標の場合:個数達成色の数×10P
   自分目標の場合:達成箇所の数×5P
   (※自分目標:各プレイヤーが独自に各セルで決定。各色2セルは最低限必要)
      +最終知事得点=2050年代終了時に知事カードを引き取ったプレイヤーに10P
      -ペナルティ=ペナルティカード枚数(用途転換+意見の多様性欠如)×全ターン  を通して獲得したカード枚数×10P

 ・簡易版の場合は目標を決めずにボードに乗せたカードの枚数で勝敗を決めます。

ボード・カード

画像保存して印刷してください。A4サイズでの印刷がおすすめです。

・ボードfrom1960'
・ボードfrom2010'

・カード灰色(工場)+知事カード

・カード黄色(インフラ)+目標カード

・カード緑色(公園)+タイムマシンカード

・カード青色(干潟)+目標カード